Vol2.クワイアシンガー発声ロードマップ 「ちゃんと」ボイストレーニングをしたことがないすべての人に

第二回を行います。なんだか告知するだけのブログになってしまうな。

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これで、今回の企画は最後だと思います。

配布する資料の量も半端なくて、

60ページほどのPDFをお渡しします。だらっと改行してなくて、文字がびっちり書いてあります。ボイストレーニング界にはちょっとまだ発表できないものです。公開するとたぶんブワーッと盗まれてえらいことになってしまうので…。ゴスペル界ではお渡しして「みんな、かっこいいゴスペルクワイア作って行きませんか」と思ってます。(その代わり、僕の専門学校の学費の支払いを手伝ってくれませんか=セミナー費をいただけませんか、です笑)

内容は、「ボイストレーニングのやり方」です。本当の、本当の根本的なところからやって行きます。「腹式呼吸のやり方」とかではなくて。さらに根本的な話です。そもそも、ゴスペルをやるアマチュアの大人は、「楽器が壊れています」。これが99パーセント。20代の人に歌を教えるのと、わけが違います。もう全く別物。楽器が壊れているまま、練習しているんです。だから、永久に上手くならない。上手くならないどころか、壊れた楽器で練習しているから、妙な癖ばかりつけています。癖は、一度つけたら抜けませんよ。明日からお箸の使い方を変えてください、みたいなものです。

僕から見ると「オーーーーーイそのまま練習しないで!後で困るよーーーーーーーーーー!」と言いたくなることばかりです。今ゴスペルを始めたばかりの人にはわからないはず。楽器が壊れてる、なんて。楽器は壊れている人には、壊れてるって自覚がないものです。だって、その体で生活できてしまっているから。でも、10年以上やっている人ならわかるはず。上手くなったのか?本当は「厄介な癖」を増やしただけなんじゃないか?って。そういう話をして行きます。(普段から僕に習っている人も、ぜひお越しください。体系的な話が理解できればできるほど、僕が楽になります。全体像を理解していない人にトレーニングを伝えるのって難しいんですよ)

20代の時から、どうしたらかっこいいゴスペルクワイアが作れるか、そればかり考えてきました。ボイストレーニングの勉強をしたのも、解剖実習に参加したのも、コンディショニングトレーナーと連携しているのも、医療系専門学校に通っているのも、全部、全部、全部、そのためです。

日本人のアマチュアに、ゴスペルの強い声を出させることは簡単じゃありません。でも、わかってきました、少しずつ。ミックスボイスでもなくて、ベルティング、です。ソプラノで言えば、F5まで地声で、安全に発声させる方法です。これからもっともっと細かく作れるはずですが、今の時点でもまあまあいけます。ゴスペル関係の方にはお渡ししたいと思ってます。

そして、僕の周りのディレクター陣のクワイアの平均値の底上げしていく、みたいなことを考えてます。平均値が上がれば、多分、その中からかっこいいのが出てくるんじゃないかって。だから、仲間のディレクターにもみんなに、来てくれって伝えてます。(当日はディレクター陣、終わったら交流会しませんか!)

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2/4 「発声ロードマップ」セミナーを行います。

岩崎です。

2/4 にゴスペルを歌う方向け、というかゴスペルを歌う方限定のセミナーを行います。

クワイアシンガー発声ロードマップ-ちゃんとボイストレーニングをしたことがないすべての人に-

満席になりました

内容は「ボイストレーニングの概要/全体像」です。全体像さえ掴めていれば迷子になりません。

世にはいろんなボイストレーニングがあります。

例えば「ミックスボイス」「腹式呼吸」「鼻腔共鳴」「表情筋ボイトレ」「舌トレ」。こうして多様な方法論で溢れていると、きっと「どれが本当のボイストレーニングなんだろう」と思うはず。

この疑問に対する答えは「全部本当であり効果がある」です。ただその方法論がいつ、誰に必要なのか。この辺りが整理されていない限り効果は出ません。だからトレーニングをする前に、僕たちは少し学ばなければなりません。

どんなエクササイズがあるのか
「トレーニング」と「プラクティス」とはどう違うのか
それらを混同するとどんな落とし穴に陥るのか
あなたがいますべきエクササイズはなんなのか
ボイストレーニングにおける禁忌はなんなのか。

これらの知識をつけましょう。何も知らないままなんとなくボイストレーニングがほとんどです。「99%効果が出ないやり方」で努力している人がほとんどです。だから、知識をつけましょう。知識がないと作戦が立ちません。作戦が立てばトライ&エラーで修正しつつ、効率的なルートで声を変化させることが可能です。迷わないように「ちゃんと」したトレーニングを、自分自身でも組み上げられるように。「ロードマップ」とはそういう意味です。

満席になりました

※アーカイブは作成を試みますが、映像のクオリティによって販売するかどうかを決めます。販売しない可能性もあるので、必ず参加したいという方は対面リアルタイムでの参加をご検討ください。

※ゴスペルを歌う方 / ゴスペル指導者のみ受講可能です。

 

2024を振り返る、的な。

年末ですので。

1,”NOIZE”(ノイズ)というプロジェクトをスタート。

NOIZE、は僕がやろうとしているクワイア。まずはオーディションからだった。夏のこと。それまで何やってたんだっけ。笑 まあいいか。7月にオーディションをして、合格者は40人中、3人のみ。

たくさんのご応募ありがとうございました。オーディションは次回、3月の予定。「そんな厳しくて、本当に集まるのか」と良く言われるんですが、僕は確信があって、このプロジェクトは上手くいく。まあ、いかせる。いや強がるわけではなくて。こういうのは「旗の振り方」が大事。しっかりコンセプトを打ち出して、とにかくブレない。40人中3名しか受からない、というニュースは僕が今回どれだけ真剣か、伝わるはず。それも旗の振り方、になるでしょう。だから、旗を振ってることが伝わるまで、オーディションは続ける。

楽しい、のは当たり前、で、僕はアートとしてのクワイアをやりたい。アートとして、というと「衣装とかすごいこだわるってことですか?」とか質問がくる。いや衣装もそりゃそうだけど、何か違うよ、音楽なんだから、そもそもアート性があるんだよ。僕たちはこの音楽を、音楽教育として、フィットネスとして、享受しすぎているところがある。それを批判する気はないけれど、僕はそれだけでこの人生を終わらせるつもりはない、と思ってる。

NOIZEが無事に始まったらは1年ー1年半くらい活動をしたら休止。1年くらい休む。でまた、第二期、を始める。一度オーディションに合格したメンバーは、乗るかそるか、は自由意志。それぞれの生活、があるでしょう。変化、とか。子供生まれたり。そういう変化の中で、本気でやれる人、だけで集まってやりたい。そんな感じ。また話す。

2.アルバムを2枚リリース

これは、頑張ったと思う。

LEGESAKIの「NEO」。

LEGESAKIの方は打ち込みをバキバキに。これは一つ挑戦だった。僕は打ち込み / DTMはちょくちょくやる人間だが、かっちり作品を作って発表まで至ったのは今回が初めてで、まあどこまでやれるか半信半疑だった。でもまあ、うまく行ったかも。反省もあるが、とりあえず、到達したいところにはある程度行けたと思う。仲間達の評判も上々だった。

それから、CALLINGの「CALLING SONG BOOK1

こちらはとにかく蔵本の低音が生きるように、押し付けすぎない音楽を、と思ってデザインした。耳に優しいアルバムにしたかった。寝る前に、なんとなく落ち着かない夜に聞けるような。リリースは12/23。1曲目は「母親の尊い存在」。イエスの母、マリアのことを歌った歌詞で、いつの間にかクリスマスアルバムのような存在になった。12/25の日に知人から「アルバム、家族で聞いた、ありがとう」とメッセージをもらった。メッセージが僕にとってのクリスマスプレゼントになったと思う。

3,GOSPEL SQUAD2023

これは、ちょっと大きなことだったと思う。

GOSPEL SQUADは小さいゴスペルフェス。いや、もう、これって小さいって言っていいのか?わからない。

参加チームは、
re:birth
Sparks
Joyful Voices ゴスペルクワイヤ
LALALA BLESSING NIIGATA
Resonant Tokyo
alright!
LaraaaZy
Each flowers
VESSEL Gospel Choir
ONE FLOW
you only sing once(YOSO)
TAKASE CHOIR SPECIAL
G.Squad Mass Choir
ディレクター陣は、
岩崎ひろき
山根圭織
井口さとみ
腰知典
上中彩子
小山章
蔵本順
永田雄大
塚本タカセ

 

これを2daysでお届けした。小さい、の定義にもよるが、もう小さい、ではないのかも。小さい輪は、盛り上がり続けていると、いつか大きくなる。別に地位索始めりゃいい、何でも。大事なのはそこに注力して、ちゃんと面白いことをやること。そうすると仲間が増える。これはなんとなく知っている僕の信念みたいなものだ。来年、もっと増える気がしてならない。すでに参加したいと言ってくれているディレクターもいる。

ただ、来年をどうするか、ずっと決めあぐねている。実は僕が鍼灸学生3年生になるもので、国家試験がちかい。共同主催の腰とタカセに全振りしてしまえばいいだろうか。それとも、一年お休みか。どう思いますか。

4,「ARIA」のスタート。

これは少しボイストレーニング寄りの話。僕はいくつか人格(?)みたいなものがあって、一つはゴスペルディレクターとして、一つは音声教育者、まあつまりはボイストレーナーとして。今年、取り組んできたのは、セラピスト(医療系資格者)との連携をとること。やり続けたら、かなりものになってきた。

 

これは、僕と、理学療法士で音楽家専門にコンディショニングをしている飯島タイシさんという方のLINEで、こうやって生徒 / クライアントのカルテを共有して、レッスン→コンディショニングを行き来している。

つまり、体を最適な状態に作って、その状態でレッスンを受けられるように、生徒 / クライアントを誘ってあげられるようになりつつあるということ。これは本当に難しくて、セラピストはボイストレーニングを勉強しなければならないし、ボイストレーナー側は、身体を勉強しなければならない。僕は鍼灸学生2年目。まだまだ何もわからないけれど、この今の状況を目指して、10年以上ずっと解剖学をやってきた。やっと、夢にまでみた連携が取れるようになってきた。

副題の「ARIA」というのは、僕がいつか作りたい「声とからだのトレーニング / コンディショニングスタジオ」の名前。鍼灸師になれば開業権を得ることになる。合法で、治療院を作れる!僕は鍼灸師になりたいか、というより、とにかくそういう施設を作りたかった。だから、この歳になって鍼灸学生になった。なんで鍼灸?散々聞かれたが、一つは開業権を得られること。次に体に問題があるクライアントにアプローチできる技術を得られること。それから医療系国家資格が得られること。(医療資格を持っていないと参加できない勉強会 / セミナーっていっぱいあるんだよ)。あと1年半で、卒業する。そしたら、今よりも、連携を強めていく。それで、ちゃんと「箱」を作る。トレーニングと治療/コンディショニングを、一つの箱で。そういう夢を持ってる。そこからいい歌手を輩出する!それは、きっと僕の野望でもある「NOIZE」にもつながってくるから。


 

長くなった。今から上野アメ横に行って、「年末気分」を味わってきます。

何はともあれ、thank you2023!僕と一緒に音楽を楽しんでくれたあなた、ありがとう。来年も楽しいことをしよう。

岩崎ひろき 2023 12/31

CALLING アルバムリリース

CALLINGのアルバム、リリースされました。

“CALLING SONG BOOK 1 “

callingは蔵本順とのクリスチャンミュージックユニットで、全曲、クリスチャンミュージックです。ゴスペル、と言わないのはゴスペル的ではないから。つまりゴリゴリのブラックミュージック路線ではないと言うことです。

今のところapple musicのみで聴けます。おそらく1週間もすればあちこちで探せば出るようになるでしょう。とりあえずapple musicはこちら。

LEGESAKIの時はもうバキバキにアレンジをしたのですが、今回はグランドピアノと、歌だけ。(2曲目では名古屋のゴスペルシンガー河野明子さんに参加してもらいました。素晴らしい、素晴らしい歌声。)

みなさんがどう言う時に音楽を聴くかわかりませんが、僕の場合を言えば、かなり何かしらの効果が欲しい時に音楽を聴くタイプです。興奮して寝れない夜、だとか、いつも歌がないインストの音楽をかけます。そうやって、「鎮静」をするために音楽を聴くタイプです。

今回の「CALLING ONG BOOK 1」は寝る前に聴けるアルバムにしたいと思い、製作しました。STUDIO MARKのエンジニアの峯岸さんにもそう伝え、「それならそういうマイクがあるよ」と、蔵本のボーカルも優しい響きになるようなものを選んでもらいました。ミックスも、まさにそういう方向に。耳に優しい、それでいて聴きごええが失われない味わいになっています。どの曲も、ゆったりとした曲調ですし、派手な感じでもありません。それがやりたかったことです。落ち着きたい時に聴いてください。

そして、明日はアルバムリリースイベントです。

CALLING SONGBOOK 1 ALBUM RELEASE EVENT

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13:00~15:00 ワークショップ
Callingの曲を3曲、クワイヤで歌えるようになって頂く時間です。
未発表曲、あります。
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16:00~18:00 アルバムリリースコンサート
Michiru Hirose Hitoshi Komiyamaのお二人をお迎えしてCallingのライブです!
勿論最後の3曲はワークショップでやった3曲で皆さんと一緒に歌います!
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ご予約はこちらから。
迷われている方、いたら、ぜひ。赤坂教会にてお待ちしています。

LEGESAKI ー SPICA

お知らせしていいですか?^^。

SPICAーLEGESAKIリリース

まず、日本で一番売れてるCMシンガー、LEGEとのユニットLEGESAKi。ですが、アルバム発売に先駆けてシングルをリリースしました。「SPICA」。すごい評判いいので、聴いてください^^。ほんと、嬉しい。

https://linkco.re/9NqDbqtM

上記から各種サブスクサービスで聴けます。聴いてみてーー。ちょっと本当に大変な一年だったけれど(ブログ書く暇ないくらい笑)。少し、形になった。まだまだやりたいけれど、まずひとまず、「喜びを収穫」!

LEGESAKI ワンマンライブ

で、 LEGESAKIは今月ワンマンです。アルバムのレコ発!

満席間近。残席あと10!こちらもぜひチェックをば。

https://tiget.net/events/249714

チケット上記から。お待ちしておりまーす^^。

(ごめんねいけないんだ,,,って連絡は要らないのでご遠慮くださいね)