LEGEとライブをやります。

ライブをやります。

ああ、いけない、いきなり宣伝から入るのもなんだか失礼な気がしてきますね。とは言いつつ、とても大事なライブでございます。記事の最後に載っけました。ぜひ最後まで読んでいただいてですね、ズバリ、ライブにお越しください。とても大事なライブであります。

✂︎

まずはご報告から。2022年度も5月に入り、つまりですね、「鍼灸学生」をやっております。これがまあ、なんとも刺激的な毎日でして。刺激的とか言うと、少しカッコつけた気がしますけども。はっきり言いますと、「勉強がマジできつい」です。

ちょうど今日学校の先生と話しましたけども、「一年が一番きついかもね」とな。まだ授業も始まって5、6回程度ですが、覚えなくてはいけない量が、もうもう、容赦がありません。てんてこまい、としか言いようがありません。


こちらうちのガッコです。バレてしまうな。

学校の授業を受けて、そのまま電車でゴスペルチームの指導に向かいます。そのあとは阿佐ヶ谷に戻り、個人レッスン。移動の合間もノートを見て勉強勉強。ヘトヘトになって、家に着くと爆睡。朝は6時には起きて、毎朝1時間は勉強することにしました。休みの日も早く起きて勉強。とにかく暇さえあればもうやるしかない。

何やってんだろう、俺、とか思いつつ、これを望んでいたのだよな、とも同時に。そー、勉強したかったのです。ずっと勉強していく人生にするぞと、パンデミックが決心させてくれました。

✂︎

クラスメイトの層は、18歳から50overの方まで。これも、僕にはとっても楽しい環境です。クラスメイトがどうだ、とか、そんなこと考えてる暇なんかないくらい勉強に集中しなきゃいけないのだけど、まあいいんです。

だって、人と話すの楽しいから。

18歳の女の子たちとの会話はかなり面白い。

あの子達、「反射で会話」しています。取り止めもなく、高速で、なんでもない会話をぽんぽんぽんと。不思議な感覚だなあ、でも何かある種の心地よさがあるなあなんて思っていたものですが、どうやら音楽に似てるんですよね。

「音楽みたいな会話」。しばらくしていなかった気がします。

いつから、僕たちは、モノを考えて、俯瞰して、言葉を発するようになったんでしょうね。それが大人というものかしら。

(なんて話を大人の女性陣が集まるゴスペルグループで話したら「先生、私たちは今も反射的に、音楽的に会話してるわよ!」とのこと。あ、女性ってそういうものなの?)

こうして書いていると、「ああ岩崎さんは転職したのね?」て思われてしまいそうですが、(あ、思わない?)もちろんそういうわけでもなく。音楽家として、音楽教育者としても、しっかり脳みそは使っています。絵を描く時間はごっそり減ってしまったけど。

良い音楽仲間ができまして、それは前のブログでも書きましたね。阿佐ヶ谷で、プロ歌手だけでゴスペルを、コーラスをやっています。

週に一度、集まって、歌っています。でも、「ゴスペルグループ」ではないと思います。だって、集まって歌っているだけだから。真面目に練習してるというより、面白いことをしているだけ。お互いのいいところを、なんとなく、ぼんやり、影響を受けていく。

なんかこうして集まるとすぐ「グループ」にして「チーム」にして「でかいこと」やりたくなるんですけれどね、人間だから。すけべ心みたいなものが出るんですが。僕たちに必要なのは、場所と、理由もなく歌う仲間だったような気がします。

✂︎

で、やっと本題。ここまで読んでくれて無かったらどうしよう、心配。まあいいか。きっと僕を応援してくださっているあなたなら、最後まで読んでくださったはず。

LEGEとライブをやります。

ライブをやります。「LEGE(レジェ)」とのデュオライブです。

LEGEは阿佐ヶ谷で歌う仲間の1人で、有名人です。日本生命のCMの歌と歌詞を担当している、この声の方。

もう6、7年前から、あれもっと前か?お互いに名前は知っていたのですが、やっと去年の暮れに会いました。話したらやけに意気投合しまして。一緒に音楽をするようになりました。

デュオライブをするとなってから始めた2人のリハは、なんて言ったらいいか、「初めて」の感覚です。人と音楽をしていて、こういう気持ちになったのは初めてで、この感情にまだ名前がついていない感じ。ただただ、心臓が高なって、指が震えて、曲が終わると、2人で笑ってしまいます。すごいね、すごいね、と、こんなことあるんだねと。

こんなことあるんだね、って音楽の感想としては意味がわからないと思うんですけど、もうそうとしか言いようがないのです。

ライブ、お越しください。僕が告知ブログ書くの遅れたせいで、もう半分くらい埋まってしまったらしいのですが、まだいけます。

では、最後にLEGEが書いてくれた告知分で失礼いたします。

✂︎

7/1 「細胞内サミット」

7月1日(金)@下北沢 音倉
Open 19:00
Start 19:30
mc/4000yen+1D(500yen)
-レジェ崎大貴プレゼンツ-
【細胞内サミット】
言葉も姿形も忘れてしまうけれど、
一度胸に刺さったあの音は、幾千年を超えても我々の細胞に刻まれているのだ。
夏の日の夜、
奇才岩崎ひろきと、音の器LEGE が織りなす細胞内バラードで体内の奇跡の音流しを体験する事となるでしょう。
限定30席。
ご予約はDMにてお待ちしています。
コムカフェ音倉
下北沢駅より徒歩2分
予約は、DMでも、ラインでも結構です。フルネームでお名前をくださいね。
岩崎ひろき

 

 

 

2022 3月 生きています。

なんだか、ものすごく久しぶりな感じがします。

このホームページにはアルカやウーヌスなど大勢で歌っていた頃の記事をたくさん記していました。いつからか書かなくなってしまったのだけれど。

パンデミックは変わらず、の状況で、というか…

僕は2021年の段階で「このウイルスと、ニュースに、付き合ってはいけない」とバッサリ切り捨ててしまいまして、この数年はじっと静かに何か、「構える」ような時間になりました。おかげで変わったことが、多分、たくさん。時が止まったようなこの時期でしたが、泊まったなりに、あれこれ考えることにはなりました。

レッスンで会っている人からするともう知っているよ、なんて話ばかりかもしれませんが、報告がてら、パーっと書いてみましょう。

オアシス休止

もう随分前になってしまいましたが、オアシスは休止しています。これ、なんでだったけなあ。あれこれやりたいことが増えすぎた、とか、考えすぎた、とか色々、なんでだったかなあ。また復活させるかも、といいつつ、もうずいぶん時間が経ってしまったな。いずにれせよ、休止しています。実はもうあんまり復活させるイメージは無くなってしまっているのだけれど。けれど、「音楽の街」のような何かをずっと頭には描き続けています。それは、変わらず。何か違う形で、もう一度音楽のコミュニティを創りたい。でももうちょっと先かなあ。

阿佐ヶ谷スタジオ創設

IMG_4794-2

もうみんなお馴染み、でもありますが、いやお馴染みではない人のために書いているのだった。阿佐ヶ谷に自分のスタジオを持ちました。ここでレッスンを、音楽をしています。小さいですが、まあちょうどいいのかも。コーラスもここでしています。「隠れ家みたい」とよく言ってもらってます。机の上が汚いと評判ですが、はい、まあそれは。

テンセグラル・ボイス・ワーク

結節を作った前後、とにかく声の調子が悪化しまして、「どうしたら自分の声が戻るか」みたいなことをありとあらゆる方向で試していたら、ボイストレーニングの理論がうまく構築できまして、これが本当によく機能してくれています。自分の声も最低限戻ってきたのと、それからとにかく実際レッスンを受けてくれる生徒たちからの評判がいい。「マジでベルティング(高い地声)ができるようになった」という声が届いています。「ちょっとそれっぽくなった」とかじゃなくて、時間をかけて、普通に声を鍛えていくことでベルティングが創られます。これはバックミンスターフラーという学者が発見した「テンセグリティ」という概念をベースに構築した理論なのですが、これが、まあ本当に面白くてですね,,,。今日は詳しくは書きませんが、それもどこかでお話ししたいなあと思います。

サボったり、頑張ったり、ですが。また最近やるぞ、という気持ちが強くなっています。

基本描く理由が精神的安定を図るため、なのですが、(これ、描いていると頭がぼーっとして休まるんですね、本当に。自分が抱える苛立ち、ストレスは、多分、「ネットの写真や動画」に対する嫌悪からくるものかなと最近納得がつきました。自分はtwitterがまあ好きなその辺の30代なわけなんですが、パンデミックと戦争に関しては、いや特に戦争に関しては、流れてくる写真と映像がもう、全く本物かどうか判断がつきません。つまり判断不可能な問題を毎日毎日突きつけられているんです。大人としてどうなの、とか思いつつも、もうほとんど戦争のニュースも見ないようにしています。戦争反対、それはここで明言しておきますが、同時に「個人に判断不可能な、解決不可能な問題を与え続けるメディアのあり方」にも強い疑問を持っています。どうするわけでもないのだけど、僕は付き合わないよ、という姿勢です。それは冒頭に書いた通り。

「阿佐ヶ谷いつメン」

これは、最後に。阿佐ヶ谷で、自分のスタジオで、仲間達と集まるようになりました。

限定公開ですが。これに移ってるのは3人なんだけど、僕、塚本タカセ、腰知典、LEGE、あやこ、あとピアノのミチルさん(フルネームでここに書いていいのかわからないのでとりあえずカタカナで)

集まったらだめよ、というこのタイミングで、コーラスを隠れ家で、こっそり、とか思ってやってたんですけど、だんだんこっそりもクソもなくなってきまして、今度ジャケ写撮ろうとかなんとか言い出してます。(僕が)。音楽をやりたい、そういう気持ちです。

こんなところかしら。あ、「鍼灸学校に4月からいく」を書き忘れました。いかん。

鍼灸学校へいく

それがぱっと見で一番でかいですよね。4月からは鍼灸学生です。「人の体に触ってもよい」という権利が欲しくて、医療資格を取ることにしました。

鍼灸のこと知らない人っていっぱいいるんだなと最近驚いたのですが、医療系国家資格です。そりゃそうです、そうじゃないと人の体に鍼を刺していいはずないですから。「なんで鍼灸なの?」とも聞かれるのですが、「人の体を、一番多角的に考えられるのは」という観点で選びました。きっと、自分に合うんじゃないか、って。歌手のケアにも、体のケアにも、あと実は美容鍼にも興味あり。笑

また忙しくなるのですが、学びつつ、創りつつ、コーラスをしつつ。の30代になるはずです。まだ34。若いなあ。笑 もっと走ります。