2024を振り返る、的な。

年末ですので。

1,”NOIZE”(ノイズ)というプロジェクトをスタート。

NOIZE、は僕がやろうとしているクワイア。まずはオーディションからだった。夏のこと。それまで何やってたんだっけ。笑 まあいいか。7月にオーディションをして、合格者は40人中、3人のみ。

たくさんのご応募ありがとうございました。オーディションは次回、3月の予定。「そんな厳しくて、本当に集まるのか」と良く言われるんですが、僕は確信があって、このプロジェクトは上手くいく。まあ、いかせる。いや強がるわけではなくて。こういうのは「旗の振り方」が大事。しっかりコンセプトを打ち出して、とにかくブレない。40人中3名しか受からない、というニュースは僕が今回どれだけ真剣か、伝わるはず。それも旗の振り方、になるでしょう。だから、旗を振ってることが伝わるまで、オーディションは続ける。

楽しい、のは当たり前、で、僕はアートとしてのクワイアをやりたい。アートとして、というと「衣装とかすごいこだわるってことですか?」とか質問がくる。いや衣装もそりゃそうだけど、何か違うよ、音楽なんだから、そもそもアート性があるんだよ。僕たちはこの音楽を、音楽教育として、フィットネスとして、享受しすぎているところがある。それを批判する気はないけれど、僕はそれだけでこの人生を終わらせるつもりはない、と思ってる。

NOIZEが無事に始まったらは1年ー1年半くらい活動をしたら休止。1年くらい休む。でまた、第二期、を始める。一度オーディションに合格したメンバーは、乗るかそるか、は自由意志。それぞれの生活、があるでしょう。変化、とか。子供生まれたり。そういう変化の中で、本気でやれる人、だけで集まってやりたい。そんな感じ。また話す。

2.アルバムを2枚リリース

これは、頑張ったと思う。

LEGESAKIの「NEO」。

LEGESAKIの方は打ち込みをバキバキに。これは一つ挑戦だった。僕は打ち込み / DTMはちょくちょくやる人間だが、かっちり作品を作って発表まで至ったのは今回が初めてで、まあどこまでやれるか半信半疑だった。でもまあ、うまく行ったかも。反省もあるが、とりあえず、到達したいところにはある程度行けたと思う。仲間達の評判も上々だった。

それから、CALLINGの「CALLING SONG BOOK1

こちらはとにかく蔵本の低音が生きるように、押し付けすぎない音楽を、と思ってデザインした。耳に優しいアルバムにしたかった。寝る前に、なんとなく落ち着かない夜に聞けるような。リリースは12/23。1曲目は「母親の尊い存在」。イエスの母、マリアのことを歌った歌詞で、いつの間にかクリスマスアルバムのような存在になった。12/25の日に知人から「アルバム、家族で聞いた、ありがとう」とメッセージをもらった。メッセージが僕にとってのクリスマスプレゼントになったと思う。

3,GOSPEL SQUAD2023

これは、ちょっと大きなことだったと思う。

GOSPEL SQUADは小さいゴスペルフェス。いや、もう、これって小さいって言っていいのか?わからない。

参加チームは、
re:birth
Sparks
Joyful Voices ゴスペルクワイヤ
LALALA BLESSING NIIGATA
Resonant Tokyo
alright!
LaraaaZy
Each flowers
VESSEL Gospel Choir
ONE FLOW
you only sing once(YOSO)
TAKASE CHOIR SPECIAL
G.Squad Mass Choir
ディレクター陣は、
岩崎ひろき
山根圭織
井口さとみ
腰知典
上中彩子
小山章
蔵本順
永田雄大
塚本タカセ

 

これを2daysでお届けした。小さい、の定義にもよるが、もう小さい、ではないのかも。小さい輪は、盛り上がり続けていると、いつか大きくなる。別に地位索始めりゃいい、何でも。大事なのはそこに注力して、ちゃんと面白いことをやること。そうすると仲間が増える。これはなんとなく知っている僕の信念みたいなものだ。来年、もっと増える気がしてならない。すでに参加したいと言ってくれているディレクターもいる。

ただ、来年をどうするか、ずっと決めあぐねている。実は僕が鍼灸学生3年生になるもので、国家試験がちかい。共同主催の腰とタカセに全振りしてしまえばいいだろうか。それとも、一年お休みか。どう思いますか。

4,「ARIA」のスタート。

これは少しボイストレーニング寄りの話。僕はいくつか人格(?)みたいなものがあって、一つはゴスペルディレクターとして、一つは音声教育者、まあつまりはボイストレーナーとして。今年、取り組んできたのは、セラピスト(医療系資格者)との連携をとること。やり続けたら、かなりものになってきた。

 

これは、僕と、理学療法士で音楽家専門にコンディショニングをしている飯島タイシさんという方のLINEで、こうやって生徒 / クライアントのカルテを共有して、レッスン→コンディショニングを行き来している。

つまり、体を最適な状態に作って、その状態でレッスンを受けられるように、生徒 / クライアントを誘ってあげられるようになりつつあるということ。これは本当に難しくて、セラピストはボイストレーニングを勉強しなければならないし、ボイストレーナー側は、身体を勉強しなければならない。僕は鍼灸学生2年目。まだまだ何もわからないけれど、この今の状況を目指して、10年以上ずっと解剖学をやってきた。やっと、夢にまでみた連携が取れるようになってきた。

副題の「ARIA」というのは、僕がいつか作りたい「声とからだのトレーニング / コンディショニングスタジオ」の名前。鍼灸師になれば開業権を得ることになる。合法で、治療院を作れる!僕は鍼灸師になりたいか、というより、とにかくそういう施設を作りたかった。だから、この歳になって鍼灸学生になった。なんで鍼灸?散々聞かれたが、一つは開業権を得られること。次に体に問題があるクライアントにアプローチできる技術を得られること。それから医療系国家資格が得られること。(医療資格を持っていないと参加できない勉強会 / セミナーっていっぱいあるんだよ)。あと1年半で、卒業する。そしたら、今よりも、連携を強めていく。それで、ちゃんと「箱」を作る。トレーニングと治療/コンディショニングを、一つの箱で。そういう夢を持ってる。そこからいい歌手を輩出する!それは、きっと僕の野望でもある「NOIZE」にもつながってくるから。


 

長くなった。今から上野アメ横に行って、「年末気分」を味わってきます。

何はともあれ、thank you2023!僕と一緒に音楽を楽しんでくれたあなた、ありがとう。来年も楽しいことをしよう。

岩崎ひろき 2023 12/31